山陰・山陽の旅 6 (おまけ) 鞆の浦 [山陰・山陽]
【2013年12月15日(日)】 09:30 山陰・山陽の旅(おまけ)
今回の山陰・山陽の旅をした日より約6ヵ月前にも山陽路の旅をしておりましたので、おまけとして紹介しておきま~す。
この時は前日まで出張仕事があり、木曜日の夜入りから金曜と土曜日の2日半はホテルと事務所、時々食事の仕事漬け。このままじゃ気が変になるので、20時過ぎの最終新幹線を翌日の日曜日へ変更し、泊っていたホテルも延泊手続き完了!コンビニで「るるぶ」を購入し、明日はどこへ出掛けるか缶ビールとつまみを食べながら一人検討会議。討論する相手もいなかったせいか、行く場所も決めず睡魔に襲われるがままにご就寝。目覚めたら朝でした(笑)
朝食をしながら「るるぶ」を読みあさり、行先はお隣の広島県福山市の鞆の浦に決定!
以前、どなたかに「以前に出掛けた旅を記事にするのって難しくありませんか?」と聞かれた事があるのですが、私は出掛けると写真を沢山撮り、その写真のデータにある撮影時間や写真を順に眺め、地図で写真の順に巡ると、どこに立寄ったのかとか、何を食べたのか、入場・入館した施設の料金表とかレシートを写真におさめることで、支払った金額も即判明
だもんで「お出掛け」をすると1日で100~150枚、京都や奈良の寺社巡りとなると1日に200~300枚の写真を撮っていたり。。。だもんで無用な写真も多いのですが、その無駄な写真があるからこそ何年経ってもその時を思い出せるんですわ
フィルムカメラでは撮った時間や場所をメモしていたのに、その点デジタルカメラは助かりますね
レンタカーを借り、岡山インターから山陽道を西へ向かい、約30分程で福山東インターに到着。鞆の浦へ行く前に国宝を2棟ある明王院に立寄ります
【明王院(みょうおういん)】 10:50
この寺は807年、弘法大師が常福寺(じょうふくじ)として創建し、江戸時代に別にあった明王院と合併し現在に居る
そしてこちらが国宝の本堂と五重塔
本堂は1321年と五重塔は1348年に建立
データ 広島県福山市草戸町1473 開園時間 不明 拝観料:無料 駐車場 無料
駐車場に神社の名前もあったので、不法駐車?としないよう神社へ行ってみることに。。。
【草戸稲荷神社(くさどいなりじんじゃ)】
明王院より歩いて5分。パッと観、なんじゃこりゃ?と思ってしまう
こちらの草戸稲荷神社は明王院の鎮守として祀ったのが始まりで、同じ807年の創建。現在は神社本庁には属しない宗教法人なんだそうですわ。鉄筋コンクリート造の柱や梁を朱色に塗った神社ビルって感じでした
お参りだけして鞆の浦へ
明王院・草土稲荷神社から鞆の浦まで車で15分ぐらい
【鞆の浦(とものうら)】 12:00
鞆の浦は海運の要所として栄えた湊町。瀬戸内海は潮の流れがあって、動力船時代前の往来は潮の流れを利用して行き来していたが、逆潮となると進むこともままならなかったため、瀬戸内海では何ヵ所か潮待ち港があり、鞆の浦は古くから栄えた理由がここにあるんだそうな
また、足利尊氏が征夷大将軍となる前、天皇より命令書を受け取ったのがここ鞆の浦。また15代足利義昭が織田信長によって京都から追放され毛利氏の加護によって暮したのもここ鞆の浦。足利氏にとって鞆の浦は「始まりと終焉の地」となるのでしょう
市街地は湊町の商人が、小高い丘には庶民が暮らしていたみたい
鞆の浦に来たならば、、、
【福禅寺(ふくぜんじ)】
寺の創建は平安時代で、江戸時代になって朝鮮通信使をもてなす場として寺に隣接する對潮楼(たいちょうろう)を建てたんだそうですわ
朝鮮通信使がこの景色を眺め「日東第一形勝」と云ったんだとか・・・。「朝鮮より東で一番 美しい景勝地」という意味
昔の方がこの景色を観て思ったことと同じ気持ちにさせられる良き眺めでありました
データ 福禅寺:福山市鞆町鞆2 拝観時間 8:00~17:00 拝観料:200円 駐車場:1時間 150~200円
フィルムと違ってデジタルだとなんでも気軽に撮れるのがいいですよね。
フィルムの時代は食事なんて撮ったことがなかったです。
by kuwachan (2016-02-03 19:57)
kuwavhanさん
そうなんです。
気軽に何でも撮影できるのがチョ~便利ですよね
フィルム時代はリバーサルフィルムも使ったりし、写真屋ではネガ焼きのみで
好みだけをプリントしていたのを思い出します
by わけん (2016-02-03 21:25)