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和歌山と高野山の巻 7 【粉河寺】 [和歌山]

2016年5月12日(木)】  和歌山と高野山の巻 7

09:00 [粉河寺] (こかわでら)

九度山町より車で約30分、紀の川市にある粉河寺へ
もともとは粉河町であったが平成の大合併によって2005年に紀の川市となっている
粉河寺は西国三十三箇所札所の第三番札所
日本で数打ちする霊場として名が知れているのは四国八十八箇所霊場でしょうかね
関西では西国三十三箇所札所、関東では坂東三十三箇所観音霊場、秩父三十四箇所観音霊場
西国、坂東、秩父を合計して日本百観音とも呼ばれているんです

粉河寺は770年(宝亀元年)に猟師であった大伴孔子古(おおとものくじこ)によって開創
当時は相当広い境内であったそうですが、1585年に堂塔伽藍や寺宝は豊臣秀吉によって焼失。その後、紀州徳川家によって江戸時代中期に再建され現在の姿となったそうです

重要文化財 大門(だいもん)

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1706年建立 総欅造り

駐車場は?
このまま入っていいのかな?
なんて思いながら、進んで行くと土産物店の奥に広い駐車場発見!しかし駐車場は土産物店の有料駐車場らしく、料金を支払いに行くとまだ開店前ぽく、帰りにでも支払えば良いのかな?と勝手に判断して境内へ

寺のパンフレットに書いてある境内絵図

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入って直ぐのところにある 不動堂

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仏足石 (ぶっそくせき) 1863年に作られました

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御本尊の千手観音の化身と云われる童男大士(どなんだいし)が手前の池から白馬に乗って現れたと云い伝えられいる。

この地で猟師をしていた大伴孔子古は霊光を見て、ここは霊地と思い草庵を建て、その時に童男大士が現れ千手観世音菩薩像を彫り上げ、童男大士が去ると像は黄金に輝く観世音菩薩に。大伴孔子古は童男大士が観世音菩薩の化身と思い、殺生する猟師をやめて僧となり粉河寺を創建したそうな

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重要文化財 中門 山号額は10代紀州藩主 徳川治宝(とくがわはるとみ)の筆です

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重要文化財 本堂 1720年再建

一重屋根の礼堂と二重屋根の正堂が結合した珍しい複合屋根仏堂

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国指定名勝 粉河寺庭園

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立派な楠木

樹齢は不明らしいが800~1000年位と推定されている

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平日の朝だからか訪れていたのは私達だけ。広い境内を独り占めしたような気持ちに・・・
焼失によって古い建物は残っていませんが、山の木々を背景にした寺院は美しいですね

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粉河寺 紀の川市粉河2787  拝観無料 (内陣拝観300円) 駐車場:有料 500円
 


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