SSブログ

四国の旅 2 - 4 【大塚国際美術館】 [四国]

【2016年5月14日(土)】  四国の旅 2-4

13:25 [大塚国際美術館] (おおつかこくさいびじゅつかん)

日本一高額な入場料、世界の名画を観られる美術館として名が知られている大塚国際美術館へ

0514 1500.jpg

この美術館を最初に耳にしたのは10年前に偽物美術館がOPENしたとニュースで知り、その後もテレビの情報番組等で伝えられ、2014年に庭園美の足立美術館に行ってから、いつか行ってみたいと思っていたんです。
和歌山から徳島へフェリーで渡った目的の1つがこの美術館に寄ることでもありました

この大塚国際美術館は大塚製薬の創業75周年事業として1998年に開館し、
世界の名画をオリジナルサイズで展示されている。
展示物はロープ等の規制やガラス等のケースにも入っておらず、
写真撮影は勿論、展示品に手で触れても構わないという珍しい美術館なのです

展示品は全てがレプリカなのですが、コピーを描いて作るのではなく、
陶板技術によって作られ、オリジナル名画の凹凸も再現されているのですが、詳しくは後ほどに

そんな美術館で名画を堪能です

駐車場は美術館と少し離れた場所にあって、無料送迎バス(多分、10分毎かな)で結ばれています

0514 1501.jpg

送迎バスを降りるとチケット売場が

0514 1502.jpg

一般入場券は3,240円!
1人だと「高いなぁ~」と思いますが、老夫婦を含め3人になると「マジっすか?」という気持ちに変わります
諭吉様で支払ってお釣りが280円。驚きです(笑)

0514 1503s.jpg 0514 1504s.jpg

美術館の玄関を入ると長いエスカレーターで地下3階へ
建物は地下3階から上へ上へとフロアによって時代別になり、エリアや部屋毎にルネサンスやバロックと区分されている

0514 1505.jpg 0514 1506.jpg

エントランスから一歩入ると、バチカン宮殿のシスティーナ礼拝堂がオリジナルサイズで展示されている

0514 1507.jpg

まぁ、はっきり言って、私の美術に対する知識はゼロに近いんです
よって知っている名画や、好きな作品にだけ反応してしまう偏っておりますことを先に申し上げておきます
「美しい」「素晴らしい」「構図が良い」と云った見方しか出来ていない、俄か美術・芸術堪能者が正解かな(笑)

写真撮影についてのルールとして作品のみを撮影する事と、商業用使用としての撮影はNG。
商業利用はしませんが、作品の撮影は額も含めて撮るならばOKと読み替えました

作品紹介説明も掲示されていますが、あまりにも作品が多過ぎて説明案内まで目が回らず、
作品名がわかりません

0514 1508s.jpg

0514 1509s.jpg

0514 1510.jpg

これはわかります「ビーナス誕生」

0514 1511.jpg

ダビンチの「最後の晩餐」は修復前と修復後の2作品が対になって展示され、見る者はお互いを見比べてます

0514 1512.jpg

0514 1512C.jpg

そして「モナリザ」

0514 1514.jpg

この美術館だからこんなことが出来ちゃいます

0514 1513.jpg

0514 1515.jpg

0514 1516.jpg

0514 1517.jpg 0514 1518.jpg

0514 1519s.jpg 0514 1520s.jpg

0514 1521s.jpg 0514 1522s.jpg

0514 1523.jpg

0514 1524.jpg 0514 1525.jpg

ピカソの「ヒマワリ」と「幻のヒマワリ」

ピカソは「ヒマワリ」を何作か描き、知られているだけで7作品があり、展示されているのは4番目の作品。
現存確認されているのは現在6作品で、通称「芦屋のヒマワリ」は先の大戦で焼失してしまったいる
その焼失した作品をこの美術館で復元されているのが「幻のヒマワリ」なんだそうで、オリジナルは存在しないため、唯一観る事が出来るのはこの美術館だけなんだそうです

展示されている作品はレプリカであっても写真を展示している訳ではありません
先にも書きましたが、作品は陶板。
その陶板を斜めから眺めると

0514 1526.jpg

0514 1527.jpg

作者が残した凹凸までもが再現されているんです

陶なので割れてしまうリスクはありますが、色合いは消えない為、風化する事はないんです

それにしてもこのような美術館を作ろうと最初に考えた方は凄いですね

0514 1528.jpg

ムンクさんもおられます(笑)

0514 1531.jpg

館内で小さな作品はこんなように展示されています

0514 1529.jpg

片方ばかり観ていると反対側を見逃してしまう位に展示数が半端じゃありません

2時間程度の滞在でしたが、全てをじっくり見るならば半日は必要かも!

ショップでは展示されている作品の関連する品が並んでおり、中には陶板もありました

0514 1530.jpg

館内にはティールームやレストランもあり、歩き疲れたならば一服される事をお薦めします。
何しろ館内はとてつもなく広く、早足で回りましたが2km近くは歩きましたのでね

それと

入館料金が高いか安いかという愚問の答えですが、はっきり言って「安い」と思いますよ

是非、訪れてみてください

データ 大塚国際美術館  徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福地65-1  9:30~17:00  月曜休館

駐車料金はエスカレーターを上がったエントランスで無料扱いにしてくれますので忘れずに~


nice!(50)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 50

コメント 4

yamatonosuke

美術の教科書で見たことのある絵がズラリですね〜
by yamatonosuke (2016-07-14 00:56) 

kuwachan

この美術館、一度行ってみたいのです。
ガイドツアーもあるようなので、2時間じゃ絶対に足りないですね~^^


by kuwachan (2016-07-16 00:35) 

わけん

yamatonosukeさん
芸術センスがゼロの私でも「あっ、見た事ある!」てな感じでした(笑)
by わけん (2016-07-21 20:05) 

わけん

kuwachanさん
是非、行ってみて下さい。
ハイ。2時間じゃ足らず、半日は要するかもしれませんね。
by わけん (2016-07-21 20:07) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。