倭姫命巡幸 11 [倭姫命御巡幸]
【2016年7月30日(土)】 倭姫命巡幸 11
【18 瀧原宮】
伊勢道 玉城ICから勢和多気JCTを経て紀勢道 大宮大台ICへ
国道42号との丁字路を潮岬方面へと右折し、滝原宮前で左折するルートが正解。
しかしナビで瀧原宮そのものを入力してしまったため、瀧原宮を通り越し宮の横の道へと進んでしまう。
こりゃ間違えたなと引き返す。
ほぼ入口近くに駐車場があったのでラッキー
(本来は滝原宮交差点にある大型駐車場に駐車するのが本来の駐車場みたいです)
こちら瀧原宮は神職もおられるみたい。
ご朱印もお願いできるのかな・・・
14:50 【18 瀧原宮】 [瀧原宮] (たきはらのみや)
伊勢国 瀧原宮 (たきはらのみや)
神社前の瀧原宮の鳥居。ここから参道を歩きます
伊勢神宮とは125社からなる宮の総称で、外宮・内宮が正宮とされ、別宮が14社、摂社や末社を含め全てを参拝される方は少ないのかもしれません。
瀧原宮を含め月読宮や倭姫宮といった別宮は参拝者も少なく、ゆっくりと境内を回れるかもしれませんね
倭姫命は伊蘓宮より宮川を遡り、瀧原にて真奈胡神(まなこのかみ)と出会い、天照大神を鎮座させる良い場所があると案内され、大和国佐々波多宮から供に加わった宇太乃大称奈(うだのおおねな)に指示し、草木を整え宮を造られたのが瀧原宮の起源と伝えられている。
その後に天照大神より、私が求めているのはこの地ではないとお告げを受け、倭姫命はこの地を離れるのですが、その後も宮として残され現在に至っているそうです
まだ夕方前ではありますが、参拝に訪れた方はチラホラで、皆さん立止って木々に触れたりしながら歩まれていました
参道中程で御手洗場が見えてくる
どの宮もそうですが鬱蒼とした杜と清らかな川。
この組合せがされないと宮は築かれなかったのでしょう
御手洗場の近くに社務所があり、こちらでご朱印をいただきます
神職の方とお話しさせていただける事が出来たので、倭姫命が奈良・大神神社より辿られた道を旅している旨を伝えると、神職も同じように巡幸を辿られたんだそうです。
ここまで2日で来と告げると「強行軍ですね」と返される。。。仰るとおりです(汗)
この後は外宮・内宮近くの宮へ行くと告げると、神宮125社の話となり、中には倭姫命が辿られた社があると教えられ、もう頭の中は「125社も巡ってみたい」。そんな気持ちが湧いて来る。
長々と話してしまい、振り返るとご朱印を待たれる方がいたため、神職に礼を申し宮へと向う
瀧原宮の本殿が見えてくる
参拝は瀧原宮、瀧原竝宮、若宮神社、長由介神社(同座 川島神社)の順でお参りするそうです
こちらが瀧原宮(たきはらのみや)。左側が瀧原竝宮(たきはらならびのみや)です
瀧原宮をお参りした後は左隣の竝宮となるのですが、やはり鳥居をくぐり直す方が良いと思い、一旦参道へと戻って竝宮も参拝
竝宮の後は右手の階段を上った先にある若宮神社(わかみやじんじゃ)
最後が階段下にある長由介神社(ながゆけじんじゃ)。同座川島神社(かわしまじんじゃ)
たっぷり時間を掛けて4社+1社の5社を参拝しました
参道を戻り車に戻ったのは15:30過ぎ。
これから次の宮へとなると帰る時間が遅くなるので、今日はここらで打ち止めとする。
帰るとなると・・・伊勢道と東名阪道の渋滞が気になるのだが、スマホで確かめると案の定で渋滞情報ありあり!
さてどうするか
そうだ鳥羽からフェリーもあるなと思い付く
青いコースが渋滞がある東名阪道経由。赤いコースがフェリー利用。
時間的には本来なら東名阪を使うのだけれど、渋滞時間を含めたらフェリーが断然早そう。
でも値は高いんですけど、フェリーで疲れは癒せるので、赤いコースに決定
すぐさま伊勢湾フェリーのホームページにアクセスし、出航時間を確かめると次の便は16:30。
今から瀧原宮を出て鳥羽までは・・・ナビで鳥羽フェリーターミナルをセットすると予定時間は1時間。
ちょいと頑張れば間に合うかもしれんと判断し急いで鳥羽へ。
因みにカーナビの到着予測時刻は高速で80km/h、一般道で40km/hで計算されているので、一般道で信号や渋滞に捕まらなければ3/4の時間で到着できる筈なのです
無理な速度は出さず45分程で鳥羽フェリーターミナルに到着。
案内の方に16:30の便は乗れますかと尋ねると大丈夫ですよと返答され、2階の窓口で乗船券を購入。
フェリーが入港し、降りる車の列が終わると乗船です
車輌甲板はまだ余裕があるみたいです。
客室階へと移動すると直ぐに出航。
伊良湖港まで55分の船旅
運賃は軽自動車(1名分込み)で5,660円。
出費ではありますが時間と運転疲れを差し引けば同じくらいかもしれませんね
伊良湖港からは国道42号。。。あれ?
瀧原宮でも同じ国道42号だったけれど、、、調べてみると、静岡県浜松市が起点で潮岬を回って和歌山県和歌山市までを結んでいる。そして伊勢湾フェリーが国道42号でもあるそうで、船に乗りながら国道を走っている事になるんですね
途中、国道23号のバイパスに入り国道1号と合流
途中で陽が地平線へと沈むの見ながら
天照大神さま、今日1日ありがとうございましたと礼を申し、本日最後の拝みをいたしました
帰路は浜松市街地の南側をかすめ、浜松ICから東名高速を走って自宅へと帰りましたとさ
伊勢湾フェリーは乗りたいと思いながらまだ実現していません。なのでとても楽しく拝見しました。いつか乗ってみたいな〜
by yamatonosuke (2016-11-02 01:41)
yamatonosukeさん
伊勢志摩と渥美半島を結ぶ伊勢湾フェリーは何か目的が無いと
利用する機会がありませんね。
渋滞回避とすれば抜け道としての利用価値はありますよ。
by わけん (2016-11-03 21:35)
浜松の友人の家に遊びに行った時に、
フェリーで行けば伊勢神宮も近いよ、と
教えてもらったことがありました。
結局ボツになってしまったんですけどね^ ^
by kuwachan (2016-11-05 12:39)
kuwachanさん
確かに浜松から伊勢、志摩はフェリーを利用すれば近いですね。
短縮ルートとしては伊勢湾フェリーを含め、和歌山~徳島や、
大分~愛媛なんかは利用価値が大きいです。
時間と運賃(高速代)のどちらを優先させるかで考えさせられます。
by わけん (2016-11-07 18:23)
なるほど、フェリーの道もおもしろそうですね。
私のような公共交通機関利用者ですと、
瀧原へ行くには3時間に1本の電車を逃すことが出来ません。
ゆったりとした旅で、
また伺いたいものです。
by 鴨媛 (2016-11-09 10:09)
鴨媛さん
瀧原宮へ列車だとキツイですね。
松阪駅から尾鷲行のバスでも2~3時間毎で1日6本だからこちらも厳しい。
やはりマイカーかレンタカーが一番かと思われます。
「フェリーの道」旅をやっちゃいますか?(笑)
by わけん (2016-11-09 21:50)