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お戒壇めぐり(岐阜編) [岐阜]

【2017年1月7日(土)】 お戒壇めぐり(岐阜編)
 
一昨日、また奈良まで出掛けてまいりましたが、奈良へは今年になって月1回ペース。
何かに取りつかれたのかもしれませんがシリーズで更新している伊勢神宮125社レポが終わり次第、奈良についてお伝えする予定です
 
さてさて、伊勢神宮ばかりでは飽きてしまうので、お口直しとして岐阜・愛知に訪れたお出掛けレポをお伝えします。テゴリーは岐阜としていますが一部愛知県も含まれています
 
昨年の2016年12月に同エリアに訪れたのですが、不思議な「稲荷神社」や「お戒壇めぐり」と面白い寺社仏閣が多かったので、1月になって老夫婦を連れて行って来たレポをお届けします。
一部で2016年12月17日の写真も使用しておりますことを先にお断りさせていただきます
 
早朝05:00に自宅を出発し目指すは岐阜県海津市。
名神高速岐阜羽島ICを降りて走ること約15分。
田園地帯に何故ここに?と賑わう場所がある
 
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訪れた方もおられると思いますが、こちらは海津市平田町にある 千代保稲荷神社(ちよほいなりじんじゃ) 、日本三大稲荷とされているんだそうです。
近くに鉄道の駅がある訳でも無いのに人がいっぱい押し掛ける不思議な稲荷神社なのです! 

ここは知る人ぞ知る稲荷神社で、何度も訪れる方が多いそうで、参道の南側と東側に大きな私設駐車場が多く、無料駐車場もあるそうですが、ほぼ有料。私が駐車したのは南参道の大きな鳥居前に停めました。
前払いで500円を支払い参道を歩く

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飲食店や土産物店が軒を連ね、中でも衣服を取り扱うお店が多く、小さい店舗かと思いきや、奥行きがあって「こんな所で商売になるの?」と感じるのですが、東京・巣鴨のとげぬき地蔵商店街と雰囲気は似ているかもしれませんね

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また正月明けとあって縁起物も売られておりましたよ

南門から歩くこと10分足らず(店舗等で足を止めなければ)で千代保稲荷神社に到着

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境内に入ると「お揚げ(お稲荷)」と「ロウソク」を販売している。
2つで50円。こちらをお供えして願を掛けるのです

ロウソクは階段を上ぼった先にある献灯台にて行うのですが、種火が無いので他人が献灯したロウソクから譲りも貰い、既に燃え尽きたロウソクの上から献灯するシステムなんですかね?

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そしてお稲荷さん(お揚げ)は本殿前の大きな盥に奉納するのがこちらの決まり?みたい

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お揚げがいっぱいになると係りの方が段ボールに詰めて持ち去るのですが、それを眺めていた老夫婦から「アレってまた売っちゃうのかな?」だって(笑)
確かに奉納した油揚げを食べる方はいないと思うので、回収して再販すれば。。。
こんな考えはしないようにしよう

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上は12月に訪れた時で、下は今回1月に訪れた時

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時刻は09:40頃なのでまだ参拝客は少ないみたい

本殿を逆時計回りでつたって行くと重軽る石や、大量な名刺などを見て回り、もうすぐ本殿正面となる渡り廊下前で皆さん賽銭を屋根に投げているんです!
賽銭箱は定位置にあるんですけどね

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説明書き等は一切無いのですが、参拝者は次から次へとこの場で立ち止まり、お賽銭を屋根目掛けて放り投げる。写真を撮っている時に中年のご婦人が放り投げ、見事屋根で止まった時は渾身のガッツポーズ

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それじゃ私も、、、エイッヤー!
カラーン、コロコロ。。。私の足元に戻って来てしまった。
今年の良運は無いのか、それとも良運が戻って来るのか・・・神のみぞ、いやキツネさまのみぞ知るかな(笑)
まぁ、今年も何も起きないが正しいのだろうと戻った賽銭は投げずに賽銭箱へ

社務所にはこんな張り紙が

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それはそれで致し方ないのですが、こちらの神社では御札や御守りを扱っていない。
これだけ参拝される方が多いのに・・・何とも不思議です

境内はかなり狭いのですが、キツネ様もちゃんとおられました

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なんか通勤電車に乗せられているような感覚になりますがね

そして参道では数多くの飲食店で串カツが売られている。
お目当ての金ピカ店も含めほぼ準備中だったので「てっ平」さんの軒先で立ち食い。
店員から「食べられるだけ食べて~」と言われ、揚げたての串カツを頬張る。
寒い中でアツアツの串カツはめちゃくちゃウマし!最後に串を渡してお会計。1本100円也。
勿論二度漬け禁止デス

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串カツ以外では長良川や揖斐川に近いとあって川魚を扱うお店も多い。
また、草餅を売る店もあって、柴又帝釈天と雰囲気がどことなく似ている

千代保稲荷神社 岐阜県海津市平田町三郷1980 駐車場はほぼ有料で1日500円

毎月晦日(末日)にお参りされる方が多く、月末日は翌朝まで賑やかなんだそうです 

この後の予定は行き当たりばったりのノープラン。
こんな時はインスピレーションを働かせる・・・ポクポクポク、、、チーン[ひらめき][ひらめき] 
停めていた駐車場の看板に祖父江善光寺なる文字が目に入り、善光寺???
「あっ、これだ」と閃いた!

今日は「お戒壇めぐり」の梯子をしようと思いついた訳です 

ナビにセットしてまずは祖父江善光寺へ

約15分程で到着

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本堂は長野の善光寺と同じ造り。
正式には祖父江 善光寺東海別院

写真は載せられませんが、長野善光寺の暗闇を手探りで進むのとは少しと言うか、全く違うのが特徴。
こちらのお戒壇めぐりは、別名「極楽めぐり」と呼ばれていてご本尊下には極楽の世界が再現されている。
とても煌びやかで驚くこと間違いなし!

お戒壇めぐりは本堂にて人数を告げるとブレスレットのような蛍光札を貰い入場します。大人300円也

祖父江 善光寺東海別院  愛知県稲沢市祖父江町祖父江南川原57-2  駐車場無料

祖父江善光寺の後は名神高速と東海北陸道を走り岐阜県関町へ

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正式には宗休寺(そうきゅうじ)なのですが、通称で関善光寺と呼ばれています。
こちらには他には無い卍型のお戒壇めぐりがあり、何度か折り返すので長さもある珍しいお戒壇めぐりとなっている

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私はこちらに訪れるのは二度目で、上は2015年に訪れた時の写真

こちらでは蛍光ステッカーを手に貼って戒壇内へと入ります。

卍の形をしているのかどうか全くわかりませんが、何度も曲がりくねった作りになっていて本堂下と思われる場所には錠前があり、こちらに触れるとご本尊と結縁されると言われています。ロープをつたって行けば誰もが錠前に触れることが出来ますよ

関善光寺  岐阜県関市西日吉町35 お戒壇めぐり 大人300円 駐車場無料

最後のお戒壇めぐり先は岐阜県谷汲 

実は祖父江からだと次に向かう谷汲山華厳寺の方が近いのですが、お戒壇めぐりの旅に変えてしまったのでクライマックスはどうしても谷汲山華厳寺だなと考えたんですわ。
それは何故か?。。。ふふふそれは秘密です(笑)

こちらは2016年12月17日に訪れていますが、今回は正月明けって事で駐車場はかなり下の場所に停めざるをえませんでした。普段は山門近くで停められるのですがね

と言うわけで長い門前通りをひたすら歩かなければなりません

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老夫婦の片割れ(父)は途中棄権で車に戻ってしまい、母のみが参戦です

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歩き始めて15分で山門に到着。
本殿まではあと10分は歩かないといかんのです。。。遠い

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あとはこの階段を昇り切れば本堂です

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老夫婦代表の母は本堂で疲れが出てしまい、暫しの休憩をとり、いざお戒壇めぐりへ

谷汲山華厳寺は西国三十三ヵ所霊場の最終札所。
初詣と西国霊場めぐりの方が入り乱れていましたが、幸いにしてお戒壇めぐりに入られる方は少なく、私と母以外は誰もおりませんでしたわ

入壇料はセルフで100円を盆にのせて階段を降りる

こちらも暗闇の中を進むのですが天井から足音と喋る声が漏れてくる。
この上は何があるのか分かりませんが気になります

暫く暗闇を進むと錠前が右手に現れるのですが(もちろん見えないので手で触れて確かめる)、華厳寺の錠前は長野善光寺と比較して数十倍もの大きさなのです!
どの位かと聞かれても行ってお戒壇に入られた方のみがおわかりになりますので、まだ訪れておられない方は是非訪れて確かめてみてくださいませ

谷汲山華厳寺  岐阜県揖斐川町谷汲徳積23  駐車場有料 

お口直しの旅レポをお読みいただきありがとうございます

今後の わけん 旅レポは、「伊勢神宮125社めぐり完拝」「倭姫命巡幸で伊勢へ」の夫々完レポを目指しております


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コメント 2

kuwachan

月1ペースとは凄い!本当に取り憑りつかれていますね^^
by kuwachan (2017-03-14 20:13) 

わけん

kuwachanさん
やはり取りつかれていますよね(笑)
次はいつ?来週に行っちゃう?
この時はいつもそんな考えをしておりました。
by わけん (2017-03-20 17:25) 

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