【石川】 那谷寺 [北陸]
【6月9日 土曜日】
丸岡城より県道で国道364号に入り、石川県を代表する山中温泉方面へ
山中温泉手前の栢野という地区にあった「菅原神社」へ立ち寄ってみました
[山中温泉 菅原神社] 午後3時40分
昭和天皇も訪れた栢野(かやの)地区にある菅原神社は、何でもパワースポットなんだそうですわ
推定樹齢2300年の杉で「栢野の大スギ」と呼ばれ、昭和天皇が昭和22年にご覧になられたことから「天覧の大杉」とも呼ばれているんだそうです。杉の根を守るために参道は浮橋のようになっている
御神木にもなっていて、雨の中でありましたが何か良いことが・・・と失礼ではありまするが、この大杉に手を触れて神社を後にいたしやした
途中、賑やかな山中温泉のメインストリートを通り過ぎて、小松市の那谷町へ
[小松市 那谷寺] 午後4時15分
今回、北陸を訪れた目的は永平寺と、ここ那谷寺
拝観時間が午後4時45分までとあって途中はだいぶ急いでやって来た甲斐があり、どうにか時間前に入ることができました
那谷寺と書いて「なたでら」と読むこの寺院は、高野山真言宗別格本山という山号を持ち、創建は717年で飛鳥時代から奈良時代に入った頃であるから、かなり古い寺院であることは確かのようです
拝観時間はあと30分ってことで先へ急ぎまする
こちらは平成2年に造られた金堂
そして参道を歩いて行くと、こちらも苔が鮮やかに迎えてくれます
視界が開けたら左手には「奇岩遊仙境」が見えてきます
つつじがかろうじて花が咲いていましたが、見頃は過ぎてしまったみたいです
こちらの唐門をくぐると
本殿と大悲閣拝殿が現れる(写真は大悲閣拝殿)
小さな清水の舞台のようです
中に入ると岩窟があって、岩に張り付くように本殿があり、中には厨子がありました
岩のトンネルを通り抜けると池のほとり
やっぱ新緑は綺麗ですね
ちょこっと階段を昇った先には少し小さな三重塔が建っています
三重塔からは楓月橋で鎮守堂まで渡されています
鎮守堂から奇岩遊仙境が見渡せます
紅葉の時期はとっても鮮やかになって格別な景観なのでは・・・
ん?
奇岩の中を歩いている人が!
ここって入れるんだ。。。時間があればまた違った境内が観れたのかも
それにしても手摺のない岩肌を歩くとは・・・若者にしか出来ないかもしれませぬ
階段を下って見上げると三重塔が見えました
この時点で制限時間いっぱいの午後4時45分、も少し時間があればゆっくり拝観出来たのですが、30分では足らなかったですわ
山門を撮るのを忘れてたとカメラを構えたら、もう閉めるところでありやした
名刹と呼ぶにふさわしい那谷寺
春と秋が一番美しいのではないでしょうかねぇ
今回のぶらり旅で、平泉寺白山神社と永平寺、そして那谷寺の寺社は選んで正解でありましたよ~
拝観料は600円、書院と庭園は別途200円。夏の拝観時間は08:30~16:45 冬は08:45~16:00
駐車場は無料で200台ほど止められるみたいですよ