【岩手】 えさし藤原の郷 [東北]
【2012年7月14日】
先の3連休を利用して東北にお出掛けをした記事を書かさせていただいておりまする
平泉を後にして東北道で水沢インターへ
平成18年に水沢市や江刺市など2市2町1村が合併して誕生した奥州市、水沢市は水沢区、江刺市は江刺区と区制をとっている奥州市に訪れた目的は「えさし藤原の郷」という歴史公園に行ってみたかったから
平安時代のオープンセットがこの公園にあって、毎週放送している「大河ドラマ」ではよく撮影協力として「江刺市」若しくは「奥州市」と字幕に出る場所がここなんです
まぁ、たんなるミーハーな気分で訪れた、、、が正解かもしれませんね(笑)
時刻は午後0時20分、まずは食事とレストハウスへ
団体客向けのレストランや土産店が備わっているレストハウスで昼食です
メニューを見てすぐに決めて御注文!
盛岡名物の冷麺、、、実は私、冷麺は初めて食べたのですが・・・こういう味なんですね
暑い夏で食欲が無い時は冷麺を選択するのはアリかもしれませんね
しかし。。。隣のテーブルでお婆さんがお雑煮?けんちん汁?すいとん?みたいな汁モノを食べているのが気になって、メニューの中を探してみると、それは「ひっつみ」と呼ばれる岩手県北上周辺の名物料理らしい
冬ならば美味しそうに感じるんだけれど、夏には・・・うーん。。。かな
お腹も満たされ公園内へ
200,000㎡もの広さがある園内を隈なく廻ると2時間は要するんだとか、、、そんな時間は無いのでお急ぎ40分コースを選択してGo!
こちらは大河ドラマ「平清盛」で使用された山門。ウンウン見た見たとのっけからハイテンション
次は律令時代の平安期にこのような建物があったであろうと再現された政庁
正面が正殿、両側には脇殿があって回廊で繋がっている。。。ほほぅ
そしてお次は「伽羅御所」と呼ばれる建物へ
奥州藤原氏、秀衡の居館を想定して再現されたんだとか
こちらの御所は靴を脱いで中を見ることが出来るのですが、床が撮影によって磨かれたことによってかなり滑りまする
御所内から庭を望むと
平安期をミニチュア化したような庭が綺麗に再現されています
そしてこちら!
奥の平等院のような建物は、さきほど訪れた無量光院の再現なんだそうです。。。盆栽のような低木も見事な仕上がりで、かなりお金が掛かっている感じがいたします
それにしても茹だるのような暑さ、じっとしていても身体から泉のように湧き出る汗、汗、汗
雨が降った後に太陽が出たお陰で湿度はかなり高く、そして全くの無風。。。かなり辛いです
それでも何とか歩きまわるのですが、フラフラして来ちゃいましたよ
ここもテレビドラマ等で目にする道ですわ
せっかく来たのだからと先へ進むと
戦国時代のオープンセットが見えて来ました、、、が!
もう限界で先に進めず、ここで断念
まだ先には藤原三代の館や、金色堂なんかがあるのですがもうダメ。。。暑いっす
帰路へ向かうのですが、オープンセットなので木陰が少なく、売店もあったのですが店員はおらず。。。水分補給もままならず正味45分程度で脱出
車に戻って寒暖計を見てみると温度は33度、湿度79%。。。エンジン掛けてエアコンを効かせ、少し休憩をした後に「えさし藤原の郷」を離れましたとさ
何しに来たんだか。。。
江刺区の市街地に戻るとこんな場所がありましたよ
歩行者専用の道路で「蔵町ロード」と呼ばれている道で、この日はフリーマーケットが開催されているそうなのですが、あまりにも暑いからかお客さんはおらず、マーケットの商店主もエアコンの効いた室内に避難しているみたい
東北だから・・・となめてかかって訪れると大変なことになりまする
当初はここ奥州市から遠野へ向かう予定だったのですが、行先を変更したことにより遠野は次回として岩手県はここでおしまい
えさし藤原の郷は入場料800円、駐車場は無料で園内をゆっくり巡りたいのであれば最低でも1時間半は要しそうです
さてさて次へ向かった場所はどちらでしょうかねぇ?