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入院生活(サブタイトル「愛する息子さま」)

お久しぶりです。

生きています(笑)

実は、体調が、、、と言いましても普段は健康そのものなのですが、1年前から通院している
病院の医師より、薬だけでは治癒しないので、カテーテル治療をやってみますか?と言われたの
が5月の半ば。

実は私の持病に「不整脈」がありまして、何度か発作を起こしていたんですわ。

月に1回か2回程度の診察を繰り返し、採血や心電図検査、心エコー、24時間ホルター心電図
等々の検査も行っていたんです。

お出掛け好きな私にとって一番の不安は、出掛け先で発作が起きることでしたが、今まで運が
良いのかわかれませんが、決まって自宅にいる夜(お風呂上がり)に起きていたので助かって
いました。

さてさて、5月半ばにカテーテル治療をと医師に勧められ、6月中旬に入院が決定。

カテーテル治療とは「心房細動・カテーテルアブレーション」が正式名らしいのです。

実はわたくし、、、入院なんてしたことが無いもんですから、カテーテルなんかよりも入院生活に
不安を抱いており、1日をどう過ごすのか・・・なんてお門違いな考えをしていたんですね。

入院日が施術する日の前日であったことから、入院と共に直ぐ左腕に点滴を突っ込まれ、
担当の看護師(もちろん若い女性)に「わけんさん、この後は足の付け根部分を悌毛します」と
言われ『あなたがするの?』なんて顔をしていたらしく、担当看護師は「後で男性の看護師が
来ますから」と即答。

確かに『君にされるよりはマシかな』なんて不純な考えがよぎる。

10分も経たずに男性看護師が部屋に来て、悌毛が始まったのですが、これがまた困りました。

パンツを少しずらされ、辛うじて息子(コンプライアンス上、息子と呼ばせていただきますね)を
隠した状態で悌毛がスタート。

足の付け根を中心に悌毛するのですから、最終的にはパンツは脱がされ、息子は解放状態。
他人より少し毛深いこともあり、最後は男性看護師から「失礼いたします」と言われ、息子を
つまみジョリジョリ。。。ボール様周辺もジョリジョリ、ジョリジョリ。。。

悌毛を終えた感想は、、、「この歳でこんなことをされるなんて」でしたね。
まぁ、男性看護師、、、いや、男性に息子を直でつままれたのは初めてだったものですから、
屈辱感と言いましょうか、深く落ち込んでおりました。

でも男性看護師による悌毛で化学反応を起こさなかっただけでも良しとしますかな(笑)

その後は「経食道心エコー」なる検査になり、胃カメラ(現在の胃カメラよりも太い)のような
ホースを口に入れられ、心臓に近い食道からエコーの検査。

胃カメラも初体験で、苦しいといいましょうか「オエッ」「オエッ」の連呼。
涙は出るし、早く終えてくれ~と願うのですが、医師が電話を掛け始め、周囲は医師だらけ。

実は心臓に血栓が見つかったらしく、その血栓を偉い医師?が確認するために、口にホースを
突っ込んだ状態が10数分。。。苦しい

結局、今回のカテーテルは中止となり、薬が「ワーファリン」へと変更されたのですが、この薬に
対して私の身体は強い拒否反応を起こしたらしく、翌日には全身に発疹が出る始末。

予定していた入院日とおりに5日間を病院のベッドで過ごし退院。
3割負担で57,000円+50,000円(偉そうに個室利用)の107,000円を支払って病院脱出。

その後は2週に1回の通院を繰り返し、カテーテル再チャレンジが先週の9月6日。

事前に経食道心エコー検査を行い、血栓は消えたことを確認して施術3日前から入院。

またあの時と同じ「恐怖の悌毛」をするのかと思っていたら、自分で行ってくれと言われ、
これには安堵。

しかーし、、、ちゃんと悌毛されたかと若い女性看護師から問いただされ、看護師は躊躇いもせず
パンツを下ろすじゃあーりませんか!

可愛い息子を露出させるならまだしも、股間周辺に手をあてて悌毛具合を確認させられる。
看護師は愛する息子へ指を指し「このあたりも悌毛してください。また見にきますからね」と指示を
され、再度悌毛。。。悲しいっす

カテーテルアブレーション施術の当日は、午前9時からとのことで朝から慌ただしく、
ふんどしみたいな「T字帯」を付け車イスにて手術室みたいなX線検査室へ入る。

中には10人近くの医師やら看護師が待ち受けていて、クラシック音楽が流れていてはいるものの
手術初体験の私にとっては、かなりの緊張状態。

中央の手術台みたいなベッドに寝かされたかと思うと、手足を紐で結ばれて身動きできない状態
にさせられる。

担当の医師は女医さんで30代半ば。その女医から「尿カテーテル(管)を入れますね」と言われ、
愛しい息子にホースを突っ込まれ『ウギャ』と声を出すほどの激痛!
女医から「力を抜いてください」と言われ、更にカテーテルを息子に指し入れる。。。本当に痛いんです。

そのあとは意識が朦朧としているのですが、鼻にも何か突っ込んでくる。。。もう何が痛いのかも
よくわからなくなり、カテーテルアブレーション開始。

途中で眠ってしまったらしく、医師から「わけんさん寝ないでください」と連呼。
寝る時はいつも横を向いて寝ているのですが、ベッドでは仰向けになっていたため、
イビキをかいたらしく、イビキをする度に息が止まり無呼吸状態になったそうで、息が止まり次の息を
する度に心臓の鼓動が乱れたのだとか、、、(その後に説明されたのですがね)

そのために時間を多く費やし、終わって病室に戻ったのが午後3時。朝の9時からなので約6時間。
医師から6時間は病院始まって以来の長さだったとか。。。

病室のベッドに戻っても仰向け状態を続けさせられ、夜には腰が痛くてたまらなくなる。
何度かナースコールをして寝返りさせて貰うのですが痛みは消えず、寝たり起きたりの繰り返し。

翌日の朝には愛する息子より尿カテーテルを抜かれ、最初のトイレが・・・

痛い!

トイレで声を発してしまったので看護師が直ぐに駆けつけ、
「わけんさん大丈夫ですか?男の子なんだから我慢してね」と激励されるのですが、痛みのほうが
強いのなんの、息子に対して、、、自分から頑張れとエールを送る始末。

その後も何度か担当の女医、担当の若い看護師に足の付け根の状態を確認されるのですが、
毎回パンツは下ろされ、息子露出状態で触診。。。

しかし、ここまで来ると人間ってバカな生き物なのか、恥ずかしさや男としての尊厳も無くなるんすね。

どうぞ存分に見て下さい的な感じになり、退院する日の朝も同じように息子を出して診て貰ったんですが、
しかし最後の看護師の一言によって撃沈させられました。

女性看護師(20歳だそうです)から

「わけんさん、体型の割には可愛いですね」

主語は無いものの、私の息子さまに対するお褒めの言葉なのか、それとも誰かと比較したお言葉なのか
わからないが、入院生活最終日にて気持ちはガックリ、、、_| ̄|○

それでも8日の日曜日には退院し、自宅療養となったのですが、股間は腫れて内出血している状態。

会社には退院後2日間の休暇を貰い、出勤は明日から。

医師からは成功しましたから安心して下さいと言われ、まずは一安心。

またお出掛けも出来るのかな・・・なんて前向きに考えております





息子は「丹下段平(あしたのジョー)」の名台詞ようになるのかどうか、今後もこの場で報告を、、、

しません

キッパリ(笑)

それとですね。

退院時の会計明細を見て驚きましたわ。

健康保険限度額適用認定証を前もって用意していたので、
102,000円+食事費+50,000円(今回も個室5泊)で支払いは税込約158,000円だったのですが、
正規の手術費用は診療費と投薬料込みで約2,470,000円。

日本の皆保険制度って素晴らしいんですね。


と言う訳で、だいぶお休みをしておりましたが、今後は残っているお出掛け記事をアップいたします。

ゆっくりとね。
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