恵林寺 [山梨]
【4月8日 日曜日】 午後2時30分
円光院で「三条の方」のお墓を訪れたのだから、武田信玄氏のお墓も行かなきゃってことで、甲州市にある恵林寺へ
ここは武田信玄の葬儀が執り行われたお寺で、信玄氏のお墓もありやす
恵林寺は織田信長氏によって焼き打ちされた寺の1つで、一旦は灰になった恵林寺は、徳川氏によって再建されました
本堂等は明治38年の火事により失われてしまいましたが、この四脚門は再建当時より残っている国の重要文化財に指定されておりまする
こちらは庫裡で拝観受付でもあります
庭を見てうぐいす張りの廊下を歩くと「武田不動尊」
この不動尊は武田信玄が31歳の時に、京都の仏師「齊藤康清」によって造られたそうな
不動尊の裏には武田信玄氏のお墓があります
お墓の裏側には武田家臣供養塔
この記事を更新している「4月12日」は、武田信玄の命日にあたり恵林寺では供養が行われ、お稚児行列や露店で境内は賑やかになるそうです
境内では信玄公忌供養が行われるためか、五色の旗や武田二十四将の名が書かれたのぼり旗が上がっておりました
さて帰ろうかと思ったら人だかりを発見!
武将姿とお姫様風な5名、市の観光PRなのかな・・・なんて考えていましたが、ネットで調べていたら信玄公供養忌にてデビューする「甲斐の虎武将隊」とあったので、もしかするとこの方達がそうなのかも?
参拝客とひとしきり記念撮影し終わった頃を見計らって「ポーズを取ってくれませんか?」と声を掛けて撮らせていただきました
帰り路の「フルーツライン」沿いの果樹園で白い花が咲いていたのでパチリ
多分「李(スモモ)」の花ではないかな・・・と思います
富士山の頭が山越で見えています
さぁ、来週はきっと桃が、、、見に。。。行ける筈と思われます
甲斐善光寺 [山梨]
【4月8日 日曜日】 午後1時30分
円光院から車で10分ほどの場所にある甲斐善光寺へ
長野の善光寺とは違います
でも建物は似ていますでしょ?
これは長野の善光寺で、どちらも「撞木造り」の金堂(甲斐善光寺)と本堂(善光寺)だからだそうですわ
※2007年11月16日に訪れた長野の善光寺
甲斐の善光寺は武田信玄と上杉謙信による「川中島の戦い」で、善光寺に戦火が及ぶから甲斐へ御本尊を移したと伝えられているが、本当の所は善光寺という信仰を我が手のものにしたいが理由かもしれませんね
対する上杉謙信の春日山城へも御本尊を移したとも伝えられ、武田氏滅亡後は織田氏、豊臣氏、徳川氏を転々としたそうで1598年に信濃へ帰ったそうです
現在の善光寺金堂は1754年に焼失し、1796年に再建され国の重要文化財に指定されている
長野と同じく金堂の下には「お戒壇廻り」があって、暗闇の中を手さぐりで進み鍵が触れれば御本尊と御縁が結ばれると云われておりまする
ハイ、ちゃんと触れることが出来ましたよ~
また、金堂内には「鳴き龍」があって、重反響現象による共鳴が体験できまする
武田氏滅亡後の徳川氏による江戸時代に再建されたにも関わらず、金堂の鬼瓦下には「武田菱」が・・・
鳴き龍やお戒壇廻りは拝観料500円
円光院 と お花まつり [山梨]
【4月8日 日曜日】 午後0時30分
先週立ち寄った武田神社は通過し、武田信玄正室「三条の方」のお墓があると知り行ってみることに
護国神社の先にある円光院(えんこういん)、車を止め石段を上がると本堂があります
それにしても賑やかだなぁ~なんて暢気に思っていたら、のぼり旗に「お花まつり」と書いてある
あっ!
かなり遅いタイミングで、今日は4月8日だったことに気付き、そうなんですよね。。。
今日はお釈迦様の誕生日だったんですね、、、
いや~すっかり忘れておりましたわ
手水場にもお花が浮かんでて、とても綺麗でありまする
本堂の前では模擬店があって、どんなのがあるのか確かめていたら
焼きそば、味噌田楽、甘茶、、、
そうだった!甘茶をお釈迦様に掛けなければ。。。と、これまた思い出す始末・・・恥ですな
そんな赤っ恥の私に「お兄さん(嬉しいねぇ)焼きそば食べなさい、田楽も持って行きなさい」と言われ、手にしてポケットの小銭を探る仕草を見せると「御代は要らないよ」のお答え
甘茶を振る舞うのは知っていたけれど、焼きそばや味噌田楽まで振る舞ってくれるなんて初めてですわ
どれも一皿戴き、甘茶をもう一杯いただこうと模擬店に再度近付くと「お兄さん、焼きそばが冷めちゃうから食べなさい」と言われ二皿目
ここのお寺の檀家さん達って凄いなぁ~と思っちゃいましたよ
お昼がまだだった胃袋は、おもてなしで満腹ですわ、、、御馳走様でありました
話を戻しますが、こちらが「三条の方」のお墓です
帰り掛けにお釈迦さまへ甘茶を掛けなきゃと本堂でお賽銭を奮発すると
「これ持って行って」と渡され『私はこの地の者じゃありませんから』と言葉を返すも「いいから持って帰りなさい」と返され手に渡されたのは
お釈迦さまが右手を天に指差し左手を地を指す「天上天下唯我独尊」のポーズを取るお釈迦様のお飾りを戴きました
帰宅してどこに飾ったらいいやら、悩みに悩みながら玄関に飾っちゃいました
嬉しいサプライズをいただき、本当にありがとうございました。。。南無・・・
この円光院からすぐ近くの所にある当初信玄の死後、信濃よりここへ運び火葬したとされる「信玄の墓」にも立ち寄りました
墓の前には「ヤツブサウメ」と呼ばれる梅の変種で、花が3つずつ咲くのだそうです
下の写真でおわかりになりますか?
このあと3つが結実すると漢字の「品」の字に似ていることから「品字梅」とも呼ばれるそうです
寒さで開花が遅れたため、桜と一緒に梅も観ることが出来ました
今日は新暦の4月8日ですが、旧暦4月8日は毎年大安吉日
私のお腹を満たしてくれたお釈迦さまに感謝であります
印伝屋 と 今再 [山梨]
【4月8日 日曜日】 午前11時10分
先週、ここって何屋?から東京の青山店で購入してしまった甲州印伝
その本店を是非とも訪れたかったので、今回は立ち寄ってみました
甲府市中央3丁目にある印伝屋本店
店内は私と同じように目を輝かして商品を手にする客でいっぱい
駐車場に止まっている他府県ナンバーの車が凄かったですわ
で、、、今回も買ってしまいました
こんな小さな携帯ストラップでも3150円もするんですよ
今月はちょっとお金を使い過ぎかも、、、4月後半は厳しいかもしれませんわ(悲)
甲府市内は「信玄公まつり」が催されているのですが、昨日ほどの道路規制は無かったので市街地もスムーズに移動ができ、高架橋を渡って湯村温泉郷へ
ここには一度訪れたいなぁと思っていた珈琲店「今再(いまさ)」があるところ
今再とは、、、
このローマ字の綴りを逆に読むとIMASA→ASAMIとなります
私が学生から社会人になりはじめの頃に出会った内田康夫氏。主人公である浅見光彦は本当に存在するんだ・・・なんて思ってしまったことからどっぷりとはまってしまい、作品が出る度に購入し早くて1日で読んでしまうことも。推理小説はあまり好きではなかったのですが、内田氏の作品だけは別格(あくまでも個人差はございます)。
何年かしてファン倶楽部なるものが発足し、ついつい入会してしまうほどの熱の入れよう。そんな中で耳にしたのは、ここ湯村温泉の富士屋ホテル近くにある「珈琲店今再」。一度は行きたいなと思う程の聖地の1つでありました。
そうそう、内田氏を読んでからお出掛け趣味が出始めた感はあります。題材となる伝説や宗教、文学と幅の広さが題材そのものを知りたくなり、目で確かめたいという気持ちが生まれたのでしょう。古い町並みが好きな理由は好きな映画、男はつらいよの「フーテンの寅さん」からで、どちらも似たような主人公設定だからダブらせてしまっているのかもしれませんね
暖かい珈琲を飲み干し、さぁ次は
桃は・・・ [山梨]
【4月8日 日曜日】 午前10時30分
日曜日だというのに平日と同じ時間に起きてしまい、今日は何をしようかなぁ・・・なんて考えながらもテレビの天気予報を凝視!関東は南部が曇り時々晴れ、山梨は?と確認すると晴れマークじゃないですか~
先週の桃はどうなったんだろうと「ふえふき旬感ネット」の桃の開花情報2012を確認。何度かクリックしていると満開の情報をキャッチしたもんだから、何の疑いも持たず朝食を済ませていざ出発
はい?また山梨?3日連続もお出掛け? なんてお考えになる方がおられるかもしれませんが、お出掛けが趣味というか病気なので御心配なく
まっ、そんなこんなで中央道を走って勝沼インターへ
情報では標高が低い地域で・・・とあったので、甲州市の桃源郷ではなく笛吹市春日居地区に向かう
気温は10度前後とまだ肌寒さがあるが、桃は・・・?
あり?
満開と書いてあったのに、、、変だなぁ。。。と再度サイトを確認してみると満開の情報は2011年のものだった
ひぇーーーーーやっちまった
だが、これで引き下がる奴ではない
蕾は大きく膨らんでいるので、一輪ぐらいは咲いているのではと探しに探してようやく見つけました
あっ、ここにも
桃色の花が可憐ですわ~
8時ちょうどのあずさ号2号、、、ではないですが、明日以降は車窓から桃の花が眺められるんじゃないかな
よーし、来週も必ず来て山一面がピンクのカーペットのような桃の花を見に来るぞと決意したことは言うまでもありません
時刻は午前10時30分を過ぎたところ、これじゃモノ足らないので甲府方面へ車を向ける
すると民家の庭先に立派なシダレ桜を発見!車を止めてパチリ
こちらのおばあさんが出てこられ「すいません、勝手に写真を撮らせて戴いています」と告げると、このシダレ桜について説明してくれた。何でも40年以上前に身延山久遠寺で1000円前後で購入した苗木がここまで大きくなったそうです。実は我が家でも同じ頃、両親に連れられて身延山久遠寺に行き、シダレ桜の苗木を買ってもらったのですが、何した手入れもしなかったため、その苗木は腐って枯れてしまったのです。
たまたま見つけたシダレ桜ではありますが、何か引き寄せるように私の車を止めさせこの桜を見させたのは、何かのおぼしめしだったのかな?
腐って枯れなければ、このような立派に成長したのかな