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鎌倉9 妙法寺 [神奈川]

【5月11日 土曜日】 午後12時00分

【楞厳山 妙法寺 (日蓮宗)】 拝観料:300円

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「鎌倉の苔寺」と呼ばれる妙法寺、創建は1253年で開山は日蓮、、、本日4寺目も日蓮宗のお寺でありやす

こちらの妙法寺へは安国論寺へ向かう途中にあるのですが、案内看板が少なく見逃しがちなお寺であります

300円の拝観料を納め境内へ、、、と思ったら、受付に「撮影目的な者、脚類持参の者、入山を禁ずる」と大きく書いてあったので、受付の方に『境内は撮影禁止なのですか?』と尋ねたら「三脚を使用しなければ構いません」とのお答え

なんでも三脚を使用して境内を撮影する方が多かったので、このような看板を出さざるを得なかったんですって

撮影の許可も受けたし堂々と撮影させていただきましたぁ~

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ちょっと屋根につぎはぎがありますが、こちらが本堂で肥後国の細川氏による寄進だとか

この本堂の扉には「リスが堂内に入るので閉めています」の立て看板、先日訪れた鶴岡八幡宮でもリスがいたので、こちらでもいるのかな・・・

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こちらは仁王門で、仁王門から続く階段に苔が生えた階段が続いている

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太陽の日差しが弱く、苔の色がちょっと映えないのですが、この苔が生えた階段から「鎌倉の苔寺」と呼ばれているそうですわ

こちらの階段は登れず、横にある細くて急な階段を上がって行くと法華堂

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これよりまだまだ階段が続きます

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こちらの階段を昇りきると「松葉谷御小庵」

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20年近くここを草庵として暮らし、鎌倉で布教をおこなっていた場所で、あまりにも過激な日蓮の布教に対し、不満が湧き起こり焼き打ちにあったそうですわ

私の家は浄土真宗(お西です)の父方と神道の母方のドラ息子な者ですので、過激な布教の意味がちょっと理解し難いデス

こちらからまたまた急な階段、、、もう登山道のような階段なのですが、こちらを昇りきると後醍醐天皇の皇太子である護良親王のお墓がありました

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そして森が開けた南側を望むと

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材木座海岸と稲村ケ崎が展望出来まする

住宅だらけではありまするが、今日初めて海が望めました

来た道の階段を下りて行くと

ガサガサと音が・・・

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おりましたよ。。。リス

こやつが本堂に入っておイタをするのですね


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鎌倉8 ぼたもち寺・八雲神社・安養院 [神奈川]

【5月11日 土曜日】 午前11時35分

【常栄寺 (日蓮宗)】  拝観:無料

妙本寺の総門脇から左手に入ってすぐのところに「ぼたもち寺」と書かれた寺が出てくる

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正式には「常栄寺(じょうえいじ)」といい、1271年に日蓮が龍ノ口(江ノ島)刑場へ護送される際に、桟敷の尼が「胡麻のぼた餅」を捧げ、それが要因なのかわかりませんが奇跡的に処刑を免れことから「頸(くび)つぎのぼた餅」と逸話が生まれ、この寺を「ぼたもち寺」と呼ばれるようになったとか

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決してこの寺院や周辺では「ぼた餅」は売られていませんが、毎年9月12日(日蓮にぼた餅を捧げられた日)には境内で、ぼた餅が振る舞われるそうです。(私は未だに餡子とご飯の組み合わせが食べられませんデス)

ぼたもち寺からすぐの場所には八雲神社

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もともとは「鎌倉祇園社」と呼ばれていたのですが、明治に入って「八雲神社」と名が変えられたんだそうです

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新羅三郎義光が京都の祇園社から祭神を勧請したのが始まりとあるから、1100年頃になるのでしょうかねぇ

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鳥居には注連縄が張られていて、紙垂(しで)はついていないのですが、立派な〆の子が下げられています

注連縄(しめなわ)で思い出したのですが、神奈川の伊勢原に「〆引(しめひき)」という地名があるのですが、昔は「七五三」と書いて「しめ」と読んだそうです。注連縄とも書きますが七五三縄とも書くそうです

七五三(しちごさん)詣は三歳・五歳・七歳と節目で詣でる、、、の節目(ふしめ)。。。の「しめ」から「七五三」で「〆」となるのでしょうかねぇ

【祇園山 安養院[田代寺] (浄土宗)】 拝観:100円

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今回、鎌倉を訪れた目的の1つでもあった「安養院」、ここは躑躅が綺麗なお寺で、もう見頃は過ぎてしまったのですが、あと数日は綺麗な躑躅が観れるのかな

こちらは北条政子ゆかりの寺で、政子の法名である「安養院」から名付けられているそうです

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躑躅目当てで訪れる方が多く、人影がなくなるまで待つこと10数分。辛抱して撮れた1枚でありやす


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鎌倉7 本覚寺 妙本寺 [神奈川]

【5月11日 土曜日】 午前11時00分

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先月に引き続き、また鎌倉を訪れてみました

前回は鎌倉駅を中心に北東側の寺社を巡りましたが、今回は南側を巡ってみようと思います。今日は土曜日とあって鎌倉駅前はとんどもなく混み合っていて、土日の鎌倉はかなり混雑するのですね

まず最初は鎌倉駅にほど近い「本覚寺」からスタートです

【妙巌山 本覚寺 (日蓮宗)】 拝観料:無料

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1436年に創建された日蓮宗の寺院

もともとここには天台宗の夷堂があり、開山した日出によって日蓮宗となったお寺だそうです

身延山を参拝できない方々のために二代目となる日朝が久遠寺より日蓮の分骨をし本覚寺を「東身延」とも呼ばれたのだそうですわ

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こちらは昭和56年に再建された夷堂でありまする

本覚寺の前を流れる滑川(なめりがわ)の夷堂橋を渡ると妙本寺となります

【長興山 妙本寺 (日蓮宗)】 拝観料:志納

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立派な総門をくぐると深い木々が茂る参道を上がり二天門が現れる

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朱塗りの二天門。二天門の「二天」とは四天王の持国天と多聞天の二天を指すそうです

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こちらの妙本寺は日蓮が開山し1260年の創建

二天門をくぐった先が本堂と思っていたら、祖師堂とのこと

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本尊は「十界大曼荼羅御本尊」で、祖師堂内には日蓮聖人像が祀られているそうです

祖師堂より少し戻る形で本堂があり、法事が営まれているのか本堂からはお経が聞こえる

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木立の中に参道がある寺院は心も落ち着かせてくれまする


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黄色い桜 鬱金桜 [神奈川]

【4月21日 土曜日】 午前10時00分

桜の代名詞でもあるソメイヨシノの見頃もそろそろ終りを迎えると八重桜が咲きだします

桜のイメージって白や淡い紅色を想像しますが、黄色や緑色の桜もあるらしいと情報を耳にし活動開始

ネットを駆使して見付けたキーワードは「御衣黄(ぎょいこう)桜」「鬱金(うこん)桜」

桜の品種で白色や赤色と違う緑色や黄色い花を咲かせるのはこの種だけなんだそうです

地元には無いものか?と検索した結果、地元の三島神社で「御衣黄」がヒットしたので早速向かってみる

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三嶋神社隣の公園でポツンと立つ八重桜があり、これが御衣黄なのだそうです

ネットで観た花よりも白っぽいので違うのでは?と花を確認

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御衣黄はもっと緑色をした花を咲かせると聞いたので、こちらは鬱金(ウコン)桜みたいです 

なんでもこの公園で古い御衣黄桜、若しくは鬱金桜があったのだそうですが、腐って枯れてしまい市が危険と判断し伐採してしまったそうで、今では若い木だけが残っているとのことです

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緑色とは判断できないけれど、白色とは違い淡く黄色っぽく感じます

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曇った空だったので写真だと色の判別がつきませんが、目で実際に見ると黄色に見えないでもない・・・です

御衣黄桜と鬱金桜の違いをネット等で検索したのですが、大きな違いは色だけみたく、鬱金桜からの変種として御衣黄があるみたいですね


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杉本寺 [神奈川]

【4月6日 金曜日】 午後4時00分

報国寺より徒歩で5分の距離にある杉本寺を本日最後の鎌倉ぶらり旅。時刻は午後4時、お寺の殆どが拝観を終える時刻。京都もそうですが、お寺の時間って夕方4時~5時までが拝観できるタイムリミット。冬時間と夏時間を設けてある寺院もありますけどね。

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こちらの杉本寺、別名「杉本観音」と呼ばれ『坂東三十三観音』の一番札所のお寺でもあり、開山は734年で大僧正を初めて与えられた「行基(ぎょうき)」、行基は当時人気があった僧で、聖武天皇による奈良の大仏も行基の人気を利用し資金を集め造られたと伝えられ、鎌倉では最古の寺だそうです

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利用することは出来ない「苔の階段」、よく見ると石段はすり減っていて、多くの人々が観音様に手を合わせに訪れた歴史あるお寺

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本堂は1637年建立され、370年以上の歴史の風格が漂ってまいりまする

本尊は十一面観音で秘仏とされていますが、本堂奥の薄暗い中で観ることが可能ですが、全体像までは確認できません

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鐘楼堂前からは寒緋桜(この記事撮影は4月6日です)越しで本堂が望めまする

拝観時間は8:00~16:30とあって、本堂は戸を閉め始め今日の「鎌倉ぶらり旅」は、これにておしまい

寺前からバスにて鎌倉駅へ

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写真の右奥には小町通りで珈琲を飲んで鎌倉より電車に乗って帰宅いたしましたとさ


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