倭姫命巡幸 16 笠縫邑 参の巻 [倭姫命御巡幸]
倭姫命巡幸 15 笠縫邑 弐の巻 [倭姫命御巡幸]
倭姫命巡幸 15 笠縫邑 「笠縫神社」「多神社」「姫皇子神社」
前回はJR桜井線東側の三輪山北西地域周辺でしたが「弐の巻」は近鉄橿原線の笠縫駅より西側で笠縫邑比定地とされている3か所をめぐってみました。
奈良や伊勢をめぐると近鉄線と並走したり横切ったりして馴染み出始めているのですが、10数年前に四日市から大阪難波まで特急を利用した以外は全く利用したことが無いんです。
しかし奈良では路線網が入り乱れて、いざ利用しようとすれば関東人には難しいかもしれません。
ただ近鉄は幼少の頃から2階建て車両が走っていて、いつかは乗りたいと思っている鉄道。
でも最近では関東でもJR線のグリーン車等で乗る機会があって珍しさは薄れてしまっているかもしれません
檜原神社、穴師坐兵主神社より5~6km程、西へ行った場所に笠縫邑比定地があり、近鉄橿原線笠縫駅より徒歩10圏内の距離と思われます
倭姫命巡幸 14 笠縫邑 壱の巻 [倭姫命御巡幸]
倭姫命巡幸 14 笠縫邑 「檜原神社」「穴師坐兵主神社」
昨年10月3日にUPした倭姫命巡幸 2 【倭笠縫邑 桧原神社】でレポした「笠縫邑」をもう少し深掘りしたく、檜原神社以外の比定地を巡ってみました
笠縫邑 (かさぬいむら)
第10代崇神天皇(すじんてんのう)の時代、疫病等を含め荒れた時代に天照大御神を宮殿外に遷したという内容を前回の「倭姫命巡幸 13」でも書いておりますが、天照大御神を最初に祀ったのが「笠縫邑」と記紀にも記されています。その時に巫女として選ばれたのが豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)、崇神天皇の皇女で初代「斎王」とされている
一般的に笠縫邑は大神神社摂社の檜原神社と言われているのですが、調べてみるとここ以外にも比定地とされている場所が多数あることを知り、ならば行ってみようと行動開始!
これから数回に渡って「笠縫邑」をお伝えしま~す。
お付き合い下さいませ
倭姫命巡幸 13 再び大神へ [倭姫命御巡幸]
倭姫命巡幸 13 大神神社 お陰参り
倭姫命(やまとひめのみこと)と呼ばれる皇女に興味を持ち始めたのは2016年1月。
斎王(さいおう)にクローズアップしたテレビ番組で、そこから伊勢神宮に天照大御神を祀られた最初の斎王をもっと知りたくなり、調べている内に倭姫命は笠縫邑(かさぬいむら)より伊賀、甲賀、近江、美濃を経て伊勢へ向かわれたのを知った。
ならばその巡幸路を辿ってみたいと大神神社(おおみわじんじゃ)に訪れたのは昨年の7月。
10月には無事に伊勢神宮へ着き、無事に巡幸路を辿れた御礼を2017年1月にお陰参りをさせていただいた
倭姫命が存在したとされる時代に焦点を絞り、崇神天皇や垂仁天皇、その時代背景や痕跡、足跡、伝説を追いかけて再び奈良にやって来た次第。最初は何気なく奈良へとやって来たのですが、アレやコレや訪れて見たり触れたり感じたりしたいという衝動に駆られ、今では月1回のペースで奈良に来ちゃっています
どんな表現が正しいのかわかりませんが、奈良は京都とは違う何かがあるんです。
その何かを見付けられるまで当分は通うのかな
まずは大神神社から
前日の金曜日、仕事を終え帰宅後に準備を整えて出発。
新東名~伊勢湾岸道~東名阪~名阪国道を経て奈良県桜井市の大神神社へ着いたのは午前1時過ぎ。
5時間程、大鳥居前の駐車場で仮眠をとって早朝に参拝です
倭姫命巡幸 12 [倭姫命御巡幸]
昨年11月に更新し5ヵ月が過ぎてしまいましたが、あれから倭姫命にどっぷりとハマってしまい、そもそも伊勢神宮を最初に祀った皇女として名が知れており、、、いや知っている方のみがご存知の倭姫命
最初、倭姫命の名は耳にしていたものの、知識はかなり薄かったのですが、今では「お前は研究家か?」と言われるくらい調べに調べ、図書館へ通い、古書店を巡り、ネットで検索に明け暮れ、本棚は古墳時代から飛鳥時代に掛けた年代をテーマにした本が20数冊。。。たぶん異常者だと思います(笑)
それは記してある事が伝説チックな神話と真実かもしれない内容が含まれているため。
過去を美化したり都合の良い事が大半を占めているんです。
でも神話の世界であっても事実であっても、古代ロマンを追い求めるのってかなり楽しいんです!