広隆寺 [京都]
【3月4日 日曜日】 午後12時25分頃
嵐山を後にして嵐電で太秦広隆寺(うずまさこうりゅうじ)駅へ
駅を出ると目の前に広隆寺(こうりゅうじ)の仁王門
この寺は『聖徳太子の七大寺』と呼ばれている内のひとつです
因みに七大寺とは奈良県の「法隆寺(ほうりゅうじ)」「法起寺(ほうきじ)」「橘寺(たちばなでら)」「中宮寺(ちゅうぐうじ)」「葛木寺(かつらぎじ)」、大阪府の「四天王寺(してんのうじ)」、そしてここ京都の「広隆寺」の七つ
でも奈良県の「葛木寺」は現存せず、橿原市辺りにあったのでは・・・といわれています
中に入ると正面に「上宮王院太子殿(じょうぐうおういんたいしでん)」がありやす
広隆寺は国宝1号となった「弥勒菩薩半跏像(みろくぼさつはんかぞう)」が目玉のお寺
その国宝があるのは上宮王院太子殿の裏手にある新霊宝殿
700円を支払って新霊宝殿に入ると建物内は薄暗く、中央にある弥勒菩薩半跏像を始めとする国宝と重文の仏像等が40体近くあり圧巻とされられちゃいます
ベンチもあってついつい弥勒菩薩様にうっとりさせられちゃいます
弥勒菩薩半跏像は50年前、学生によって薬指を折ってしまう事件があったそうな
何故、像に触れたのかと警察官に問われ、学生は本物なのかどうか確かめたかったそうだが、供述で「あの時の心理は今でも説明できない」とあって、わからないでもない気がする
もしあの像に惚れてしまったら(理由は少し違いますけど)
私でも触れてしまうかもしれませんね
1500年以上も前に作られた像を始め、数多くの仏像等が今でもこうして残っているのは本当に奇跡です
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