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室生寺 [奈良]

【2014年2月8日】

本来ならば伊勢神宮近くの宮も参拝し、河崎町にも行こうと予定していたのですが、寒さと老夫婦の疲れもあって昨夜走って来た伊勢自動車道を戻り、関方面へ

しかし亀山、関周辺は雪が舞っていて、東海道旧宿場町の関宿もパスし名阪国道に入る

名阪国道(国道25)とは三重県の亀山市から奈良県の天理市までの全長73kmの一般国道で、開通当初から準高速道路扱いとなっていて、数キロおきにインターチェンジが設けられた珍しい道路なんです 

途中、スリップをして車線を埋めている車輌をかわすも渋滞にはまる

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ノーマルタイヤでスピードを出したみたいですね。無謀ですよ

雪の日は慎重に!

針インターを降りて国道369に入り、室生寺方面へ

これより奈良の神社仏閣巡りが始まります。。。

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室生寺入口交差点を右折し、山間に入って行くが道はシャーベット状。反対車線を路線バスが走って行ったってことは、積雪は少ないと判断し、坂道を上って行く

女人高野 室生寺 真言宗室生寺派大本山

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室生寺へは太鼓橋を渡り、三宝杉と名付けられた大きな杉を過ぎれば受付に着く

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室生寺は桓武天皇の病気平癒を、奈良興福寺の僧によって祈願するために創建されたそうで、僧の一人は「修円」で最澄(天台宗の開祖)や空海(真言宗の開祖)と並んで高名な学僧だったそうです。「女人高野」と名乗っている意味は、真言宗の大本山でもある高野山は女人禁制としており、その高野山に対し女人の参拝を許した真言宗寺院としたことから「女人高野」としたそうです。(室生寺拝観パンフより)

こちらの山門手前にある納経所で朱印がいただけます

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100段程度の階段なのですが、雪が積もるとかなり怖いアトラクション。慎重に、慎重に

金堂 (国宝)

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平安時代初期(年代は不明)に建立された金堂。堂内には釈迦如来立像(国宝)や板壁には帝釈天曼荼羅(国宝)が描かれており、観る者に気持ちを落ち着かせてくれる。また、写真は無いが金堂のはす向かいにある弥勒堂には厨子入り弥勒菩薩立像(重文)と、脇壇にある釈迦如来坐像(国宝)が安置されていている

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私達を含め4グループの10名程度しか参拝しておらず、ゆっくりと仏像を眺めることが出来ました。寒くて避けがちな冬ではありますが、時間を掛けて仏像を観たいならばこの季節が一番であります(寺好きには冬がシーズンです!)

本堂 [灌頂堂] (国宝)

50段程度の石段を上ると室生寺の本堂[潅頂堂(かんじょうどう)]が見えてくる

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本堂は鎌倉時代(1308年)に建立され国宝に指定されている。堂の名前でもある「潅頂」とは、国王即位や天皇即位、立太子儀の際に頭へ水を注ぐ儀式を仏教にも取り入れ、仏様から正当な流れを継承したことを示す儀式を行う場所と言うことから潅頂堂と名付けられたみたいですね。

堂内には室生寺本尊である如意輪観音菩薩像(重文)が安置されている

こちらでも朱印をいただきました。

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納経所もそうですが本当に綺麗な字で書かれ、自分もこんな字が書けたなら・・・と朱印を戴いた時に思うが、いつもその場だけになってしまうんですよね~

本堂の横へ回ると室生寺へ来た本当の目的でもある五重塔が観えてくる

五重塔 (国宝)

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室生寺の五重塔は平安時代初期に建立され国宝に指定されている。五重塔は16.1mと京都東寺や奈良興福寺の50m級五重塔と比べると1/3の小ささ。しかし美しさは日本一とも称されているんです。しかし1998年(平成10年)に襲来した台風7号によって大木が倒れ、4層と5層の一部を損壊させてしまった。2年後には復旧され現在の姿になっている

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うーむ。。。確かに美しい

五重塔より更に石段を上る奥の院へは向かわず、来た道を戻るのですが、だいたい45分ほどで拝観できました

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データ:奈良県宇陀市室生78 拝観料600円 駐車場(民間)500円

駐車場の領収書を受付に見せると拝観料が500円(団体拝観料)に割引してくれます


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コメント 5

amane

全国あちこちで 雪すごかったですもんねぇ 
道をふさぐと 次の車も大変な事になるので
走らないのが正解ですね
by amane (2014-02-15 23:14) 

夏炉冬扇

お早うございます。
雪の室生寺に★★★
by 夏炉冬扇 (2014-02-16 09:54) 

わけん

amaneさん

自宅前が大丈夫だからと安易に運転してしまいがちですが、スタッドレスタイヤ
を装着していても、路面がアイスバーン状になっていると一度滑りだしたらコント
ロールするのは難しいものです。
雪の日は極力出掛けない。。。が一番ですね。
by わけん (2014-02-16 10:27) 

わけん

夏炉冬扇さん

★三つありがとうございます。
by わけん (2014-02-16 10:28) 

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