竹生島 [関西]
【2016年11月18日(金)】 超日帰りドライブ4 竹生島・木之本
先日の続きで2016年11月18日の旅レポ最終回です。
舞鶴でカニ購入後、まずは舞鶴若狭自動車道の舞鶴東ICから若狭上中ICを目指す。
その後は国道303号で琵琶湖畔の近江今津に向かうのですが、時刻は11:25。
近江今津には遅くとも13:00までにはたどり着きたいのですが、距離にして約75kmを片側1車線の高速道路と一般道を走って1時間半で間に合うのか?
そんな急いだつもりは無かったのですが、12:45に高島市の近江今津に到着
目的地は竹生島。
一度は訪れてみたいと思っていたのが本日叶いました~
竹生島への渡航は東岸の長浜・彦根からと、西岸の近江今津が主ルートみたいです
こちらは今津港。
駐車場は乗船ターミナルより少し離れていましたが、無料で停められるのは嬉しい。
1階に乗船券売場と売店があり、2階は食堂のようでした。
食堂が混みあっているみたいなので斜向かいにある蕎麦店で昼食を済ませる
乗船する便は13:10発で本日の最終便。
それでも竹生島には75分間滞在できるみたいなので、島内をゆっくり回れそうです
大きな船なのかと思ったら小さめのクルーズ船。
私を含めて20名程が乗船し出発です。船越しに見えるのが竹生島かな
出航から20分ちょっとで竹生島が見えてくる。
こじんまりとした島なんですね
平日だからか竹生島港は閑散としていました
土産物店が連なる道を少し歩けば拝観口
拝観券は自販機で大人400円を支払って左の階段を昇ります
どのルートを辿れば良いのかわからずも、最初の分岐点となる道を右へ折れると、
重要文化財の舟廊下を真下から見上げられる
その先は竹生島神社。都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)とも書くみたいですが、HPを確認すると「竹生島神社(ちくぶじまじんじゃ)」が社名らしい
国宝 竹生島神社 本殿
伏見城から移築したとも言われているが、豊臣氏と関係深い神社だそうだ
本殿向かいには竜神排所があり、御朱印はこちらでお願いできる
こちらでは「かわらけ投げ」ができるそうですが、遠慮しておきました。
まず投げて的に入った事がないのでね(笑)
本殿へ戻り参拝後は舟廊下を渡ります
この廊下は豊臣軍が朝鮮出兵した際のご座船に使われていた船櫓を利用したそうです
この廊下を渡ると重要文化財の観音堂。
竹生島神社と一緒に宝巖寺があり、神仏融合時代が残っていました
宝巖寺(ほうごんじ)
こちらは西国三十三観音霊場の第30番札所でもあります
観音堂は平成25年より修復工事がされていて完成は来年の平成30年12月までは仮囲いがされている。
こちらでは国宝 唐門があるのですが、一部(扉)だけのみ見ることが可能
観音堂から本堂まではもう少し階段を昇ります
昇り切った所で振り返ると・・・
竹生島港が見えるのですが、逆光で琵琶湖もちょっと霞んでしまいましたわ
こちらが本堂
ご本尊は秘仏「弁財天」で60年に1度の御開帳。次回は2037年、、、20年近くは待たないといけません
本堂の前には鎌倉時代に造られた重要文化財の石造五重塔がある。
また、本堂前に納札場があって2種の朱印がいただけます。
「どちらにされますか?」と聞かれ、西国三十番は次回のお楽しみとし、弁財天さまのみをいただきました
渡航時間のズレなのかわかりませんが、段々と参拝者が少なくなり境内はかなり静まり、寺院らしい雰囲気になったと思っていたら、次の船が到着したら白装束姿の諸先輩方々が波のようにゾロゾロと階段を昇られて来て、一気に賑やかな境内へ大変身。札所巡りの団体さんみたいでした
約1時間ほど島内を巡り帰りの今津港行に乗り込むと10名も満たない乗船客。
もしかして大半は長浜方面に行かれたんでしょうかねぇ
15:20 定刻通り今津港に到着。
そろそろ帰路につくかと地図を眺め、北陸道木之本IC付近を見ていたら「木之本地蔵院」なる文字を見つけ、16:00頃には着けるかな?と考えながら車を走らせる
浄信寺(じょうしんじ) 木之本地蔵院
地蔵院の前を北國街道が通り、地蔵院周辺が旧宿場町だったそうな
浄信寺の歴史は古く創建は7世紀後半。ご本尊は秘仏だそうです
本堂の奥にも建物があるので向かってみると、お戒壇巡りがあり入ってみました。
入って直ぐに銅鑼があり、入壇する際は鳴らすみたい。
どう見ても私一人だけでしたが、一応鳴らしてみるかと叩くと、かなり大きな銅鑼の音に驚く。
手加減しないといけませんね
戒壇内は長野善光寺と同じように暗黒の闇の中。手探りで錠前を探し願いを込める
陽が傾いたところでこの旅を終える
北國街道を北へ少し向かうと古い酒店があり、土産にでも購入していくかなと入ってみる。
店名は「山路酒造」。とても丁寧な対応をされる女将さんと少しお話をさせていただくと、創業は1532年で500年近く歴史があり、日本でも5番目に古い酒蔵なんだそうです。
桑酒なる珍しいお酒もありましたが、純米酒1本を購入。
店舗のガラス戸も古く、建物全てが文化財のようなお店でありましたわ
北陸道なら直ぐに高速道路へ入れるのですが、今日は平日とあって自宅近くのICでは深夜0:00以降の到着が望ましい(深夜割引適用)ため、名神高速の関ケ原ICまでは一般道で向かう。
途中で給油をしていざ高速道路を東へ
午前0時を過ぎて東名高速を降り無事に自宅へ到着。
11月17日(木)の17時前に出発し、19日(土)の0時過ぎまで約31時間を要する超日帰りドライブ。
運転好きな方以外は決してお勧めいたしませんが、当の本人はとても有意義な1日でありました。
残燃料の読み間違えやETCエラー、職務質問等もありましたが、京都の元伊勢や・滋賀竹生島をめぐる旅の走行距離は1189.3km也。
土曜日は1日中睡眠に明け暮れ、日曜日は休日出勤だったような・・・
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