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山陰・山陽の旅 15 出石・天橋立  [山陰・山陽]

【2014年4月28日(月)】 13:45 山陰・山陽の旅 15 最終回デス

昼食は絶対に蕎麦と決め、餘部鉄橋や香住も横目に蕎麦へまっしぐら!

時間の関係で香美町にある円山応挙作品が拝見出来る大乗寺に立ち寄れなかったは大失敗。帰路も計画立てていれば絶対立寄ったんだけれど、お腹の空きには負けず車は豊岡へと進み、城下町出石へ~

出石(いずし)

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但馬の出石は城下町で、江戸時代は出石藩として栄えるが、この町の歴史はかなり古く、日本書紀や古事記にも出てくるんだとか。。。

写真は町のシンボル「辰鼓楼(しんころう)」

明治14年に建築され、札幌の時計台と同じ時期に造られたそうです

因みに・・・

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こちらが札幌の時計台 (2010年7月)

札幌は「時計台」と云うか「時計館」になるのでは?

出石に来たからには蕎麦ですよ蕎麦!

出石藩は1706年に信州上田より仙石氏に国替えされ、その時に信州蕎麦職人も移り住んで蕎麦が広まったんだとか(諸説あり)。。。出石町内には50件も蕎麦店があるんだけれど、10,000人程の旧出石町人口で計算すると

200人に1軒の割合。関西ではダントツなんだそうです

ちょっと遅くなってしまいましたが、こちらが出石の皿そばです

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写真は1人前(盛り蕎麦1人前程度)で5皿出て来ますが、足らないと思えば1皿単位追加ができ、30皿以上食べたら通行手形なる記念品が貰えるらしいですが、そんな大食いでもないので1人前のみ

とろろ、玉子も付いてくるため味を楽しむことも出来て美味しかったです^^

ここに「玉子」と書き、あれ「卵?」「玉子?」どっちだったっけ・・・と考え込み、ついつい調べるはめに

辞書によると生物学上では「卵」と呼び、食材としては「玉子」と区別するらしい。。。しかし「魚の玉子」とは書かず「卵」となる。よってイクラや数の子は「卵」。どっちやねん!

ある辞書には「生卵」、「玉子焼き」と調理前後で漢字が変わるとも!

ただ「玉子」と書けば鶏といった鳥類で食用を指すみたいです。ニホンゴ、、、ワカンナイヨ(笑)

となると、、、

蕎麦には「生卵」が付いてきて、殻を割ってよくかき混ぜ、蕎麦を「玉子」と一緒に食す

ってなるんすね~日本人でもこんがらがるのぅ~

でも、、、食べちゃえば「美味しい」の一言に尽きまするぅ

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こんなに蕎麦屋が密集してる町は長野県戸隠並みかもしれませんね

そんな町並みを堪能し宮津へ

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日本三景のひとつ  天橋立(あまのはしだて)

地上からだと眺められないので「天橋立ビューランド」に登ってみる

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曇空で見栄えが良くないですが、なんでこんな橋のような地形が生まれたんでしょうかねぇ。。。自然に出来たと云うより、誰かが対岸に渡りたい為に砂を運んだんでは?  そんなこと無理かな(笑)

実はここ「天橋立」は30年ぶりに訪れたんです

30年前に直江津から急行「きたぐに」に乗り、敦賀駅より小浜線を乗り継ぎ天橋立駅で下車。その後バスで伊根に向かう時間を利用し、この天橋立を歩いたのですが、天橋立の長さを甘く見て目的のバスに乗れなかった・・・てな苦い思い出がありました。次のバスまでかなり時間があったので元伊勢籠神社に参拝し、傘松公園(上の写真で言うと対岸の山)へリフトで昇り天橋立を眺めたんです

どちらが本家本元なのか???

好みもあるかと思われますが「天橋立を股のぞき」となると傘松公園らしいです。足掛け30年目にして両岸より眺められたという自己満足に酔いしれ、ビューランドでも「股のぞき」

しかし老いには勝てず、覗くポーズでヨロヨロ~いやはやあの時は若かったんだと再認識させられましたわ

天橋立には日本三大文殊と名乗る智恩寺(ちおんじ)があり、まだ御朱印が貰えるかな・・・と拝観

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こちらのおみくじは扇子なんですね

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諺の『三人寄れば文殊の知恵』

私なんかが三人寄ると・・・『三人寄っても下種は下種』の諺になるかもしれませんなぁ(悲)

この旅最後の観光訪問地を終え、今度こそ本当の帰路。時刻は16:45、神戸や京都へ回ると渋滞にはまりそうなので若狭の小浜を通り、北陸道の木之本インターから名神、東名へと抜けるルートを選択

※当時は舞鶴若狭自動車道が開通しておりませんでした

国道27号から国道303号へ折れると熊川宿(くまかわじゅく)なる宿場町を発見

もう撮影は厳しいかな、、、肉眼では暗くなっているのですがデジカメは素晴らしいですね。なんとか撮れていましたよ

さすが近代文明!

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舞鶴や小浜より京都へ通じる若狭街道の宿場町。若狭街道は別名「鯖街道」とも呼ばれるそうな

昼間は観光客も多く賑わっているのかもしれませんが、この時間(18:30)だと誰もおりませぬ

今度は明るい時に来るとしますかね

国道303号で琵琶湖畔へ抜け、北陸道の木之元インターへ

夕食をしたいがレストランらしき施設に巡り合わず、給油だけを済ませ、いざ自宅へ

途中の養老サービスエリアにて遅めの夕食を済ませ、6時間近く走り続け、日付が変わった01:30に自宅到着。今回(2014年の話です)、GW前半の約4日間で旅をしましたが、とてつもない渋滞にハマらなかったのは幸いでありました

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この「山陰・山陽の旅」、走った距離は1,866km。事故もせずよく頑張りました、、、車と私。


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コメント 2

kuwachan

天橋立、大学時代にゼミ旅行で行ったのですが
カニが目当てだったので記憶の中でカニばかり思い出されて
天橋立の記憶が薄れて行っています(^^ゞ
by kuwachan (2016-05-07 22:30) 

わけん

kuwachanさん

日本海はカニですよね
天橋立よりもカニ。。。いわゆる「花より団子」ですね(笑)
まぁ、そちらは私も同じですけどね
by わけん (2016-05-08 21:12) 

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