金峯山寺 蔵王堂 [奈良]
【5月4日 金曜日】 午後3時20分
天河神社の社務所で御朱印を書いて戴きながら、吉野山までのルートを尋ねてみると下市口へ出ずに直接行ける道を教えて貰い、黒滝村を通って吉野の大日寺近く(もう殆ど吉野山のど真ん中)に出るルートで吉野へ
時間にして40分位と聞いたからか、黒滝村役場近くで睡魔に襲われ路肩に停車してうとうとと寝てしまう。「コンコン」と窓をノックされ起きてみると役場の方なのかわかりませんが、作業服を着た方から『ここに駐車されると・・・』と注意され「どうもすみません」と謝り車を発進。。。ふと時計を見ると、、、なんと午後3時前!こりゃヤバいと吉野へ向け急ぐ
あそこで注意されなかったら・・・いや~助かった助かった
大日寺近くの駐車場に止め、お目当ての
金峯山寺(きんぷせんじ)
この金峯山寺行きは熊野本宮大社で決めたのですが、その前に情報をいただいた鴨媛さんの影響大
通勤途中のJR品川駅で「青い・・・」あいつで足が止まる
『奈良の吉野かぁ~でも行く機会も無いしなぁ』 なんて思っていたんだけれど、鴨媛さんの記事を読み
行きたい 行きたい 行きたい 行きたい 青いの 観た~い!
熊野を経って十津川、天河と通り
今日の最終目的地を「吉野」に決め、来ちゃいました
これです これです 蔵王堂の秘仏である御本尊「金剛蔵王大権現」
入口で特別拝観料1,000円を支払い拝観券ならぬ御札を受け取り、蔵王堂へ入る際には靴袋を手渡され「靴をこの袋に入れてお入り下さい、靴袋はお持ち帰りいただいて構いません」と言われる
こちらが戴いた拝観券ならぬ御札とパンフ、そして靴袋
帰宅してから洗濯機で汚れを落とし、マイシューズの袋かエコパックにでも使おうと検討中
そんなことはどうでもよくて、お目当ての秘仏とご対面
堂内は撮影禁止なため、目に焼き付けましたよ~
どんな秘仏かと申しますと・・・
近鉄やJRのポスターより
金峯山寺HPより
秘仏の御本尊前には御簾が掛かっているので、上のような3躯が同時に観れる場所は無いので、ちょこちょこと移動してまずはじっくりと。。。
特別公開とあって御本尊前まで観ることが出来、順番を待って真下から望む
見上げると言って過言ではないくらい大きな御本尊で、高さは7m近くもあり圧巻、圧倒、大迫力
もう口はポカーンと開いたまま、御簾の前と中で合わせて20分近くは観ていたのでは?
右足を上げている姿は秋田のナマハゲさんが踊るようなポーズ(水曜どうでしょうで大泉さんが「泣ぐ子はいねぇかぁ~」と踊る姿が消せない状態)をしているような感じ
御本尊は後ろから支える柱が見えていますが、片足で立つ姿は本当に感動させてくれること間違い無しデス
書き忘れていましたが、この金峯山寺の蔵王堂は国宝に指定され、1592年に再建されたとのこと
こちらの蔵王堂はなんでも東大寺大仏殿に次ぐ木像建築物なんだそうですが、現在の東大寺大仏殿は1691年に再建されたそうですから金峯山寺の蔵王堂はそれよりも100年前に建てられたことになるのですね
東大寺の瓦の屋根も綺麗ですが、こちらの檜皮葺き屋根も素晴らしいっす!
感動に慕いながら時間に追われながらの拝観でありましたが、本当に来て良かったですわ~
観た感動からかお腹がグーと鳴り、門の石段から見降ろすと・・・
柿の葉寿司を売るお店「やっこ」発見
御土産として買って帰りながら食べようかと考えつつも店内に着席
春限定の「桜麺」(時期はずれなのですけどね)なる桜色に染まった素麺をいただく
奈良の吉野って素麺の薬味は生姜ではなく山葵なのですね、、、知りませんでした
そして御土産で購入した柿の葉寿司
内容が「花より団子」になってしまいましたが
金峯山寺さんは素晴らしかったでありマス