鎌倉8 ぼたもち寺・八雲神社・安養院 [神奈川]
【5月11日 土曜日】 午前11時35分
【常栄寺 (日蓮宗)】 拝観:無料
妙本寺の総門脇から左手に入ってすぐのところに「ぼたもち寺」と書かれた寺が出てくる
正式には「常栄寺(じょうえいじ)」といい、1271年に日蓮が龍ノ口(江ノ島)刑場へ護送される際に、桟敷の尼が「胡麻のぼた餅」を捧げ、それが要因なのかわかりませんが奇跡的に処刑を免れことから「頸(くび)つぎのぼた餅」と逸話が生まれ、この寺を「ぼたもち寺」と呼ばれるようになったとか
決してこの寺院や周辺では「ぼた餅」は売られていませんが、毎年9月12日(日蓮にぼた餅を捧げられた日)には境内で、ぼた餅が振る舞われるそうです。(私は未だに餡子とご飯の組み合わせが食べられませんデス)
ぼたもち寺からすぐの場所には八雲神社
もともとは「鎌倉祇園社」と呼ばれていたのですが、明治に入って「八雲神社」と名が変えられたんだそうです
新羅三郎義光が京都の祇園社から祭神を勧請したのが始まりとあるから、1100年頃になるのでしょうかねぇ
鳥居には注連縄が張られていて、紙垂(しで)はついていないのですが、立派な〆の子が下げられています
注連縄(しめなわ)で思い出したのですが、神奈川の伊勢原に「〆引(しめひき)」という地名があるのですが、昔は「七五三」と書いて「しめ」と読んだそうです。注連縄とも書きますが七五三縄とも書くそうです
七五三(しちごさん)詣は三歳・五歳・七歳と節目で詣でる、、、の節目(ふしめ)。。。の「しめ」から「七五三」で「〆」となるのでしょうかねぇ
【祇園山 安養院[田代寺] (浄土宗)】 拝観:100円
今回、鎌倉を訪れた目的の1つでもあった「安養院」、ここは躑躅が綺麗なお寺で、もう見頃は過ぎてしまったのですが、あと数日は綺麗な躑躅が観れるのかな
こちらは北条政子ゆかりの寺で、政子の法名である「安養院」から名付けられているそうです
躑躅目当てで訪れる方が多く、人影がなくなるまで待つこと10数分。辛抱して撮れた1枚でありやす