【山形】 出羽三山神社 その弐 [東北]
【2012年7月15日】
先月の7月の連休を利用して出掛けた東北のお出掛け記事も今回が最終回
出羽三山神社の社殿を後にして、表参道となる隋神門へ向かいます。社殿からは車で10分ちょっとの距離、バスですと庄内交通の路線バスで夏季で鶴岡~隋神門(羽黒センター)~羽黒山頂で8往復、シーズン外の平日ですと1日2往復が山頂まで行き、大半が表参道の隋神門がある羽黒センター止まりとなるみたいです。電車・バス利用で訪れる方はバス会社の時刻表を参照くださいね
こちらがバス停「羽黒センター」にある羽黒三山神社の表参道入口となりやす
そしてこの朱色の門が「隋神門」、1700年頃に当時の藩主が寄贈し、当初は仁王門として建てられたのですが、明治の神仏分離によって隋神門と名を変えたそうですわ
そして、この門をくぐると社殿までの参道となり、最初は下り坂の階段で一旦降り、そこからは2446段もの階段があるんですが、、、が、、、私はズル参拝者でございますので、こちらに来た御利益は半分?いや殆ど無いかもしれませぬぅ~
一気に降りて行きまーす
100段近くの階段(継子坂)を降りると境内社が数社(写真は降りてきた方向を撮っています)あり、その先には赤い欄干の祓川神橋(はらいかわしんきょう)
祓川の対岸には「須賀の滝」が見えてきます
この須賀の滝は江戸時代に月山から8キロも水路を引き、わざわざこの場所に滝を作ったんだとか・・・
祓川神橋や須賀の滝より徒歩5分程で「爺杉」と呼ばれる大木の杉が現れます
何でも樹齢1000年なんだとか・・・何人もの参拝者を眺めているのでしょうね
この爺杉からは五重塔が観ることが出来まする
そしてこちらが岩手の遠野をパスして目的地を変更させた「国宝 羽黒山五重塔」
この五重塔周辺は誰もおらず、拝観料なんて支払う受付もありません。国宝なのに・・・なんて考えてしまいまする
そもそもこちらの五重塔は930年後半に平将門(たいらのまさかど)によって建立され、その後1375年頃に再建されたそうですが、詳細は不明みたい
東北における国宝建築物は、昨日訪れた岩手県の中尊寺金色堂、宮城県仙台市の大崎八幡宮本殿と、松島の瑞巌寺本堂と庫裏、福島県いわき市の願成寺阿弥陀堂、そしてこちらの山形県鶴岡市の羽黒山五重塔の計6つ
国宝とかに弱い私は、お出掛けを事前に計画していて羽黒山五重塔を知り、どうしても観たいといういつもの病気が発症し訪れてしまったんです、、、でも今回パスしてしまった遠野は必ず訪れますのでそれまで待っていて下され~
五重塔周辺はなだらかな参道なのですが、これから先は一の坂、二の坂、三の坂と辛い階段が続いているそうなのですが、そちらにつきましてはあえて割愛(ズル参拝者ですので(笑))
来た道を折り返して降りた階段を昇って行く、、、たった100数段の階段なのですが、メタボな私にはかなりきつく、隋神門へ戻った時は完全にパテましたわ
車に戻ってエアコン全開、汗で濡れた服を着替えこれから家路へ。。。
でもこれで帰るわけんじゃございませんのよ
普通なら湯殿山方面へ向かって山形道から東北道を経て帰るのが普通ですが、普通じゃない私は日本海を目指します
そして綺麗な夕陽が観られるとガイドブックに書いてあった由良海岸へ
しかし
空は厚い雲
夕陽は全く拝めず。。。雨男は終始役割を果たしておりますね(悲)
本来ならこんな感じで夕陽が見えるのですが
由良海水浴場の紹介HPより
時刻は午後7時15分、帰りのルートは国道7号線を南下して新潟県へ入り、関越道を使って帰るのですが、ここ由良海岸より自宅までは約500キロ、まだまだ長い道程が残っておりますが、気合を入れて帰るとしましょう
途中、勝木という交差点で国道7号線は内陸部に入るのですが、敢えて海岸沿いの国道345号線を選択
なんでこの道を選んだかといいますと、まず交通量が少なく信号が殆ど無い道路なことと、私のバイブルの某地方テレビ番組でO泉さんが、かれこれ10年前に「だるま屋ウィリー事件」を起こした道を走ってみたいという単純な考え
事件現場はだいたいわかったのですが、道がかなり新しくなっておりました。。。まぁ、この内容は相当な「バカ」でないと知らない内容でありまして、意味不明だと思われましたらスルーしておくんなましm(_ _)m
新潟県の村上市で小休止を取って、これから先は高速道路
連休の中日とあって高速道路はガラガラ、連休最終日は相当な渋滞だったそうですが、途中で止まることも無く無時自宅に到着
因みに到着は午前3時前、走行距離は2日間で1500キロ超
いつもの如く、強行軍ではあったものの楽しいお出掛けでありました。。。雨でしたけどね(笑)
これにて『東北お出掛け』紀行はおしまい